現役アナウンサー日記

現役アナウンサーのおもちです。アナウンサー試験や話し方をお伝えします。

【現役アナウンサーが徹底解説】信頼関係を築く『聞く姿勢』

「あなたには何でも話してしまう」

 

そんな言葉を言ってもらえる”聞き上手“になりたいと思いませんか?

 

現役アナウンサーが、

信頼関係を築く『聞く姿勢』の大切さやポイントについてお伝えします。

 

 

    • 1.アナウンサーが大切にしているのは話すことより聞くこと
    • 2.聞く姿勢のポイント。どうしたら聞き上手になれる?
      • ①あいづちとうなずき
      • ②オウム返し
      • ③質問
      • ④表情(目線)
    • まとめ

     

 

 

1.アナウンサーが大切にしているのは話すことより聞くこと

 

アナウンサーといえば、どんなお仕事を思い浮かべますか?

 

ニュースを読む姿、番組やイベントの司会を務める姿、現場からの中継…

 

堂々と話し、芸人やタレントからの無茶ぶりにも機転を利かした返しをして…と、比較的話す姿が印象的かもしれません。

 

しかし、アナウンサーの仕事では、話すことより聞くことの方が圧倒的に多いのです。

 

前提として、アナウンサーは主役ではありません。

 

数々のタレントや芸人が集う番組で、アナウンサーが自分のプライベートや感想を長々と話すのを見たことがありますか?

 

アナウンサーがタレント席に座っているまたはアナウンサー特集などは別ですが…

 

一般的にアナウンサーは、出演者に質問して感想を求めたり、出演者の話をしっかり聞いてリアクションをしたり、ときには出演者たちの会話を切りあげさせて、次の話題に進めたりと番組を進行しなければいけません。

 

また、野球の監督へのインタビューで、アナウンサーの感想が必要な場面は特になく、いかに監督からいい話を引き出すかが重要ですよね。

 

スポーツ実況では試合の実況に合わせ、

「○○選手のケガの状態は~」

「○○選手の出身地は北海道で、地元への恩返しをしたいと話していて…」など

選手の情報を伝えますが、

これも全て実況前に何度も取材し、話を聞いて得た情報を伝えているのです。

 

以上のような場面を振り返っても、人や食べ物、お店の魅力を聞いて(=引き出して)、伝える。

 

アナウンサーは聞く姿勢が大切なのです。

 

伝えるために聞いているものですから、裏を返せば、聞く姿勢を磨けば、アナウンサーのような伝え上手になれるということにもなりますね。

 

 

そして相手により深く話してもらうには、信頼関係を築くことが大切。

 

聞き上手な人にはついつい安心して喋ってしまう…

 

聞き上手は信頼関係の構築にも繋がるのです。

 

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【現役アナウンサーが教える】アナウンサー試験の流れ

現役アナウンサーの おもち です。

 

「アナウンサーに興味があるけど何をすればいいの?」

「アナウンサー就活に必要なことって?」

 

そんな皆さんの疑問に答えるべく、

全国50社を受験し、見事 局アナを勝ち取った現役アナウンサーが、アナウンサー試験の流れを詳しく解説していきます。

 

 

アナウンサー試験の流れ

 

1.書類選考

2.面接、筆記試験

3.カメラテスト

 

カメラテスト?とさっそく疑問かもしれませんが、順番に説明しましょう。

  •  
  • 1.書類選考
  • 2.面接、筆記試験
  • 3.カメラテスト
  • まとめ

 

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